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日本人が英語を勉強してもしゃべれるようにならないのは受験英語のせい、こんなことを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、これを鵜呑みにして、受験で学んだ英語のことは忘れてイチから英会話のための勉強を始めようとしているのだとしたら、それはあまりにもったいないことです。

 

 

確かに、受験勉強ではペーパーテストで正解を導くための力が付けば目的達成です。英会話のための勉強がスムーズに会話を交わすために必要なスキルを養うことだとすれば、二つの間には異なる点が多いことも事実です。

 

しかし、受験で学んだ英語はしっかりした英会話力をつけようとした際に大いに助けになってくれることもまた事実なのです。

 

 

特に、大学生はまだ受験勉強で得た知識が残っているでしょうから、これを活かさない手はありません。うまく活用することでレベルの高い英会話力を短期間に得ることも可能です。

 

いったん「受験英語イコール使えない英語」という思い込みを捨ててみましょう。

 

 

この記事では、まずなぜ受験英語が悪者扱いされているのか、本当に受験英語は役に立たないのかお話しします。

そのあと、受験勉強として学んだ英語をどのように使える英語力(特に、スピーキング力)に転化させていくかを、3つのブロックに分けて説明していきます。

 

もしあなたが、大学生にうちに英会話力、それもできれば仕事で通用するレベルの英会話力をつけたい、でもどこから始めたらいいのかとっかかりが掴めないと悩んでいるのであれば、何かのヒントになるはずです。

受験で学んだ英語の知識をどうやって英会話力アップに活用していくのか、ぜひ参考にしてみてください。

1. 受験英語は英会話学習の敵なのか?

質問する人

ペーパーテストで解答を導くための英語の知識を、会話のスキルに「格上げ」するためにはどうすればいいのか見ていく前に、受験英語がなぜ悪者扱いされているのか、そしてそれは本当のことなのか、もう一度考えてみることにしましょう。

そもそも、どうして受験英語が英会話力獲得のための弊害になると言われているのでしょうか。

 

これは、実際に使われている英語表現と乖離しているものが多いというのが最大の理由です。要は、普段の英語でそんな表現使わないよというのが受験英語否定派の主張です。

 

そして、受験英語では英会話力が付かないと言われる理由はこれくらいのものなのです。

 

 

普段の会話で使われる英語と違う、これはある意味あたりまえのことです。くだけた会話で使われる表現とペーパーテストで読み書きの力を図る際に使われる書き言葉、この二つが同じでないのは当然です。日本語だってそれは変わりませんよね。

それだけで受験英語をすべて否定してしまうのはもったいないと言わざるを得ません。

 

 

使える部分」と「使うと効率が悪い部分」、この二つをしっかり意識した上で、前者については積極的に活用していきましょう。

受験英語の長所短所を押さえれば自ずと利用できる点と工夫が必要な部分が分かってきます。

 

そしてこれは、人が会話をするときに必要なスキルってどんなものなんだろう、それは受験勉強で学んだことでカバーできるかなと考えていけば意外と簡単に見えてくるものなのです。

 

あとは、このあと詳しく説明するように、アウトプットの量とやり方の問題だけです。

受験で学ぶ英語自体に英会話力アップを阻害するような要因があるわけではないのです。

2. 受験英語の知識を英会話力に転化するための3つのポイント

英会話と試験合格のための勉強は性質が異なるため、そのままでは効率の良いものとならないことに注意が必要です。

スピーキング力にアップに受験で学んだ英語を活用するには3つのポイントを意識する必要があります。順に見ていくことにしましょう。

①受験英語はあくまで「土台」と考える

英語学習におけるステップ

上でお話ししたように、普段の会話で使われる表現と書き言葉や硬いテーマの文章で多用される言葉は同じではない、これはその通りですから、「受験で出題されるような長文を暗記する」というようなアプローチは会話力アップのための勉強として誤った方向性であることがイメージできるかと思います。

 

そうではなく、受験英語として学ぶ文の構造や文法知識を土台にして、その上に 積み上げていくイメージで勉強していくのがポイントです。

つまり、会話の際に文章を組み立てるための指針にする、いわば「型」として自分の中に定着させていく、その型として用いるものが、受験英語として勉強した文の構造であり、文法知識なのです。

 

これが、受験勉強で培った知識の蓄積は、英会話力を伸ばすためのアドバンテージにすることができると言える最大の理由です。

 

 

まったくの英語初心者が、英会話を身につけるぞとなった場合、どうしてもフレーズの暗記に向かいがちです。 

 

たしかにこれは簡単で、一見するとどんどん勉強が進んでいく感覚があります。しかしこれではどうしても、英語という言語で文を組み立てられるのかルールを理解しないまま無理やり頭に詰め込んでいくといった感じの勉強になってしまいます。

 

 

そうするとどうなるか。

 

まず、応用がききません。覚えたフレーズをそのままの状態で使うことしかできません。

 

 

そして、自力で長い文章を組み立てていくことができませんから、意思の疎通はできても、仕事で使うような「ちゃんとした」文章で会話する力はなかなかつきません。

 

最初のうちはいいのですが、徐々に伸びなくなってきて、初級者レベルから脱却できないうちに挫折してしまう可能性が極めて高い勉強です。

 

 

意外に思われるかもしれませんが、一見すると学習効率の良さそうな「会話で使えるフレーズ丸暗記」よりも、受験での英語学習のように、文の構造の理解や文法の勉強をひと通り済ませて、土台を作っておいた方があとあとはるかにラクなのです。

 

一点、誤解しないでほしいのは、暗記が悪いというわけではないということです。

 

ただ、例文を暗記するとしても、文の構造や文法上の約束を一通り知った上で暗記するのと、仕組みやルールを意識せずにそのまま頭に叩き込むような暗記では雲泥の差があります。

②暗記した単語をアクティブボキャブラリー化する

英語の発音

受験勉強では大量の単語を暗記したと思います。ただ、使える状態ではない。知識としては頭の中に入っているけれど会話するとなった場合出てこない。

 

これは、単語がアクティブボキャブラリー(使えるレベルの語彙)化されていないというだけのお話しです。 

せっかく一生懸命暗記したのに使えないのはあまりにもったいないですよね。

 

「使えるボキャブラリー」にしていくためにはなにを意識していけばよいのでしょうか。

 

それは、単語単体での学習を例文単位での学習にシフトすること、それをアウトプットしていく、この2点の徹底です。

 

 

大学受験のための英単語学習は、ただひたすら単語を暗記していく作業だと思います。

 

近年では例文が付いている単語集がすっかりスタンダードになりましたが、受験生はどうしても例文よりも単語のみにフォーカスして暗記していく勉強に終始しがちです。

単語を繰り返し書いて覚えるような勉強ですね。


復習をする際も、単語だけ書いて確認するとか、単語帳に書いた単語を何度もめくって意味を言えるか確認する、そういった感じだったのではないでしょうか。

 

 

単語単体で覚えるのは、語学の学習、特にスピーキングのための学習としては非常に効率が悪い方法です。会話力をつけたいのであれば今すぐ例文単位での学習・復習にシフトしていく必要があります。

 

 

この際、自分がイメージしやすい例文に書きかえていくのが効果的です。

 

これの効果は2つあります。一つは今お話ししたようにイメージが湧きやすくなること、そしてもう一つは、例文中の単語を入れ替えて例文を書きかえることで話すときに文を組み立てて自分の話したいことを話す訓練になるということです。

 

例文単位の学習にシフトできたなら、あとはアウトプットを増やしていきましょう。アウトプットを反復することで、言葉を引き出すスピードをアップしていきます。

 

 

反射的に言葉が出てこなければスムーズな会話になりませんよね。反復して習熟していくことが重要です。

 

まとめると、インプットのやり方、そしてアウトプットのやり方と量を工夫する必要があるということですね。

 

裏を返せば、覚えた単語自体は受験用の教材で得たものでも、これらを徹底することで英会話力のための武器に変えることができるのです。

③「文字」を「音」と「イメージ」に連動させる

英語を話す女性

受験勉強での英語は基本的には「読む」ことがメインのため、そこで覚えた英単語等は、視覚では認識できるけれども聴覚では反応できないという状態に留まっているはずです。

 

会話力ためにこの知識を使っていくためには、その状態から一歩進めてあげなければなりません。

逆に、これができればあなたの中のストックを有効活用することができるようになりますから、どんどん会話でも使えるようになってきます。

 

文字通り、使える英語になってくるのです。

 

 

ではどうすれば、上で書いたような状態から抜け出せるのでしょうか。単語集には、CDや音声ファイルが付属しているものが一般的ですから、それに収録されている例文を繰り返し聞けばいいだけでしょと思うかもしれません。 

視覚的にしか認識できない状態から脱却するんだから、リスニングの練習をすればいいと考えてしまいがちなんですね。

 

残念ながら、それだけでは弱いんです。言葉を自分のものとして使いこなすためには、音とイメージそして感情が連動するような復習を意識してみてください。

まとめ

受験英語といっても英語である以上、英語を話せるようになる上で無駄になるはずはありません。それどころか、うまく活用すれば盤石の英語力をつけるための土台となってくれることもお分かり頂けたかと思います。

受験で勉強したことはけっこう覚えているなと感じる大学生は、単語に関しては一定量の蓄積がありますし、文法の知識もあるはずです。それを捨ててイチから英語に触れ直すのは非効率なのです。

 

受験英語の知識を会話力にアップグレードする気持ちで英会話の勉強を進めてみましょう。

 

もちろん、単語集など受験で使った教材は違った切り口で学習することで、英会話学習のためにも大いに活用することが可能です。

 

今日からは、受験英語は悪者というイメージを捨て、受験英語の知識を活用することで効果的に会話力を伸ばせるということをぜひ意識してみてください。

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