シャドーイングは、聞こえてきた音をすぐさまシャドー（影）のように後を追いながら、声に出して復唱するトレーニングです。聞こえてくる音をそのまま発音することで、強弱やリズム、イントネーション、音声変化などの音声知覚を鍛えることが目的です。

これにより発音・リスニング力が向上し、各単語とその音声の意味理解が繋がりやすくなるといった英語脳を作るトレーニングになります。

単語は知っているが、ネイティブが発音する単語を聞き取ることはできない、そういった単語を減らすことが大切です。発音できない言葉は聞き取ることができません。

まずは、発音できるように練習しましょう。ここで紹介する方法はあくまで参考例です。必要に応じて順番や回数を調整してください。

1. まずは何も見ないで2回聞く

2. スクリプトを見ず2回シャドーイング（電車の中など声を出せない場合、口の動きだけ真似をする）

3. スクリプトを見て聞き取れなかったところ、知らない単語を調べる

4. スクリプトを見ながら3回シャドーイング

5. 何も見ずに2回シャドーイング

各ステップ2回程度ですが、1つのエピソードが5分程度でも合計45分かかるため、なるべく短いものを選ぶ必要があります。

一度にまとめてやる必要はなく、隙間時間を有効に使って、1日かけて終わらせるくらいの気持ちで取り組みましょう。私の場合、朝に1,2を、帰ってきてから3〜5を行うようにしています。