小学校における英語必修化などの流れを受けて、子ども向けの教材もますます増えてきました。

こうした子ども向け英語教材は、子どもが飽きにくく学びやすいような工夫が、随所に施されている商品がほとんどです。

また、こうした教材は目的別に作られているものも多いため、得たいスキルや強化したい分野の教材を選んで、ピンポイントで力をつけることが簡単にできます。

英語を使えるようになるスキルというのは、複数の要素から成り立っています。

英会話ということに限ってみた場合でも、同じことが言えます。

英会話ができるということは、単語力や文章を組み立てる力、発音する力等複数の力がついていることでもあります。単語の意味を知っていても音が分からなくては、相手の言ったことに反応することはできません。

英会話力とは総合力でもあるわけです。

こうした複数の要素から成る英語の力をつけようと思った時には、個々のスキルを細分化して学んでみることが効果的である場合が少なくありません。市販の教材を利用するとこれが容易にできます。

ただ、商品の選択肢が多すぎること、細分化して教材が容易されていることが逆にマイナスに働く懸念もあります。

それは自分にあった教材がみつけにくいということです。

これは、単に商品数（選択肢）が多いというためだけではなく、今その勉強が必要なのかという点を見極めるのが難しいということも理由になっています。

選択肢の多さはメリットであると同時にデメリットでもあると言えるのです。