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英語は日本語に比べ時制に関する文法が複雑で、尚且つ時制に厳しいため、文を構築する際は適切な単語を選ばないと意味が通じなくなってしまいます。

 

特に時を表す前置詞として用いられるat・on・inは日常の会話で頻出するものの、多くの英語学習者が苦手とするパートの一つです。

 

そこで今回は、英語におけるat・on・inの時を表す前置詞の語法と、その見分け方について徹底解説をしていきます。

 

【出展元:マーフィーのケンブリッジ英文法中級編 UNIT118 at/on/in(時を表す前置詞)】

at・on・inは場所と時を表す前置詞

まず最初にat・on・inの一般的な意味を確認して見ましょう。

 

 

at = ~に(点のイメージ)

on = ~の上に(平面における一定範囲の上にあるイメージ)

・in = ~の中に(上下左右を包囲されているイメージ)

 

 

中学英語においてat・on・inは上記のような意味を持つ前置詞として習うため、上記の覚え方をしている人は多いのではないでしょうか。

 

at・on・inは基本的には場所を示す前置詞として多く使われる一方で、時間を表す時にも頻繁に使われています。

 

例えば日本語で「5時に」「金曜日に」「7月に」と表現するときは「~に」と一つ表現方法で言い表せます。

 

しかし、一方英語では「at 5:00」「on Friday」「in July」と後ろに続く単語によって前置詞が変化します。

 

 

このように、英語の場合は同じ時間を表すときでも、適切な前置詞を選んで使用しなければならないため、日本語に比べて時制や時間について非常に厳しい言語といえます。

英語における時間表現の概念

時間を表す英語の前置詞at in on

一方で英語で時間を表す時には、物事の状況や時間の長さ次第でat・on・inの3つを使い分けなければなりません。

 

しかし、ここで一つ知っておいて欲しいのが、前の章で解説した以下のパターンと関連性があると言うことです。

 

まずは以下のat・on・inが場所を表す前置詞とし使用される場合をもう一度見てください。

 

場所を表す前置詞として使用する場合

at = ~に(一点のイメージ)

on = ~の上に(平面における一定範囲の上にあるイメージ)

in = ~の中に(上下左右を包囲されているイメージ)

 

 

そして次に、時間を表す時に使用される場合を見てください。

 

 

時間を表す時に使用する場合

at = ~に(時刻や時間帯など瞬間的な一点を表すイメージ)

on = ~に(曜日や日付など一定の範囲のイメージ)

in = ~に(月・季節・年など長期的に包囲されているイメージ)

 

 

 

ご覧の様に、場所と時間を表す前置詞はまったく違う用法に見えて、実はニュアンスやイメージとしては非常に近いものがあります。

 

そのため、一見関連性が無いように思える2つの用法ですが、片方を理解していればその応用でもう一方も習得できます。

 

つまり場所を表す用法としてのat・on・inをすでに理解していれば、時間を表す用法も比較的簡単に習得ができるということです。

間違いやすいat・on・inの違い

では実際に、英文法上のat・on・inをどのような時に使うのか、それぞれについて詳しく解説をしていきます。

最初に結論を伝えると、at・on・inは、後ろに続く単語の「期間の長さ」をもとに使い分けます。

 

「at」

 

まずはatがどの様な単語の前に来るのか、以下を確認してください。 

 

 

・at 5:00

・at midnight

・at lunchtime

・at sunset

・at the moment

 

 

上記の通り、atはある瞬間的な一点をの時間を表す単語と合わせて使われる前置詞です。

 

例えばat 5:00なら5時に、at lunchtimeであれば昼食時になど、比較的短い期間を表しています。

 

つまりイメージとしては、atは期間というよりもその一瞬、点の出来事を表す時に必要な前置詞です。

 

そのため結論として、atはat・on・inの中で、最も発生期間が短い単語と合わせて使われる前置詞であることが分かります。

「on」

 

続いてonの場合、以下のような単語を合わせて使用されます。

 

・on Friday 

・on May 16,1999

・on Christmas Day

・on my birthday

・on the weekend

 

 

大前提として、onはatよりも長い一定期間の範囲を示します。

 

そのためon Fridayやon the weekendの様に、一定の範囲を表す時にはatよりも長期間を表すonが正解となります。

 

さらに加えて、話し言葉の場合においては、上記のonはよく省略されることもあります。

 

つまり、ネイティブ同士の会話で出てくるI’ll se you Friday.は正しい表現であり、意味合いとしてI’ll se you on Friday.全く同じ意味で文法的にも正解です。

 

 

そしてonには期間や範囲の概念とは別に、もう一つの概念が存在します。

 

それは、何か特別な日を表す前にonを使用するというルールです。

 

 

例えば、on Christmas Dayやon my birthdayなど、年に一回しかない日や、何か特別な日を特定して表現する場合は前置詞としてonが正しい語法です。

 

このように、onには期間の長さと特別な日という2つの概念が存在するため、テストの際は注意してください。

「in」

仕事帰り

 

最後にinですが簡単にいうと、inはもっとも期間の長い出来事を表す際に使われます。

 

・in July

・in 1995

・in the past

・in winter

・in the Middle Ages

 

 

in Julyやin 1995の場合、7月や1995年というのは瞬間的な点や一定期間よりも長く、まとまった長さを持つ長期的な範囲です。

 

つまりこの場合、at・on・inの中で最も長期間を表すinが最適な前置詞となります。

 

さらにin the pastやin the Middle Agesのように、時間軸の中で明確な期限がない場合、点や一定の範囲よりもさらに長い期間を示します。

 

そのため、時間軸を全体像で捉え、期間が正確な数字で表せない場合などはinを使って表現します。

at・on・inの見分け方

考える女性

ここまで解説をしたat・on・inについて、実際のテストで使い分けるための方法を解説します。

 

結論から言うと、以下のように前置詞の後ろにくる出来事の継続期間の長さによって、適切な前置詞が変わります。

 

 

【at・on・inの見分け方】

1:空欄の後ろに続く名詞句が瞬間的な点の場合 → at

2:空欄の後ろに続く名詞句が一定期間の範囲の場合(目安として1日以内)→ on

3:空欄の後ろに続く名詞句が上記よりも長い場合 → in

 

 

このように、基本的に3つの前置詞は「at→on→in」の順に「短→長」と移り変わります。

 

実際の英会話やレベルの高いアカデミックなテストでは様々な応用がありますが、まずは大前提として上記の区別を取得する必要があります。

 

そのため、対策方法としてはこの3つの前置詞に特化した練習問題を反復的に学習し、ある程度ニュアンスや感覚を養うことが必須と言えます。

 

そうすることで、基礎の先にある応用表現に取り組んだ際も、比較的簡単に取得することできます。

まとめ

このように「~に」と時間を表す前置詞であるat・on・inは、一見区別が難しく見えますが、区別の基準を抑えることで基本的な使い分けができます。

 

また先述でも触れましたが、大まかなイメージとしては場所を表す際に使用されるat・on・inとほとんど同じイメージともいえます。

 

つまり、場所と時間という概念的な違いがあっても、at・on・inの使い方自体には、大きく差がありません。

 

現在英語における時間的な「~に」の使い方や区別が上手くできない人は、この記事を参考して「出来事の継続期間」を見極めるようにしてください。

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