HOME » 英検準1級の2次試験・面接対策は反射神経がカギ!日常の独り言で勉強法
日本人の多くはリーディング、ライティングを得意としていますが、一方で実際のスピーキングに苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、英検を攻略するには実技面接があるため、スピーキング力の向上は必須と言えるでしょう。
中でも特に、面接中のレスポンスの良さなど、反射神経の良さも求められます。
そこで今回は、英検準1級の突破に向けた、コスト0円で取り組めるスピーキング力と反射神経の向上につながる勉強方法について徹底紹介していきます。
最初に、英検準1級での面接では面接官の質問に対して、すぐに返答できる反射神経が必要とされます。
なぜなら実技試験はスピーチ形式や会話形式のため、自分の意見をアウトプットしたり、聞かれたことに対して素早く迅速に答える必要があるからです。
そこで、皆さんは普段の生活で日本語を使用するときに、時制や適切な助詞など細かいことを考えながら話していますか?
おそらくそのようなことはなく、無意識に反射的な思考で話をしているでしょう。
つまり英検の面接の際も、この普段の日常で日本語を使う時の反射速度までレベルを上げておく必要があります。
英検準1級の実技試験のレベルは非常に高く、より自然な流れで会話を運ぶことが求められるため、変な間が空いてしまうと自分自身が試験中に焦ってしまうこともあります。
その結果どんどん話の組み立てができなくなり、調子を落としてしまうといったケースも珍しくなく、すぐに回答が出てこないことから来る焦りは非常に大きなマイナス要因となります。
またライティングと違い、スピーキングは全ての内容を頭で組み立ててからアウトプットする必要があります。
そのため、一つ一つの事柄を日本語で考えた文章を英語に組みなおす時間をなるべく短縮することも重要です。
理想としては英語のまま言いたいことを反射的に組み込むことですが、慣れないうちは日本語から英語に組みなおす時間を極力短縮するトレーニングも行うと良いでしょう。
結果的にこの変換作業をなくす、もしくは短くすることで反射速度が上がり、スムーズな会話の演出に繋がります。
先述でも少し触れましたが、反射速度を向上させることは、日本語で完成した考えを英語に変換する時間をなくす、もしくは極力短くすることが求められます。
そこでまず意識してほしいのが、スピーキングの土台はライティングにあるということです。
第一言語の習得の際は、臨界期まえの幼い時期であるため、感覚的に言語を話せるようになります。
しかし、臨界期が過ぎてしまうと、感覚で言語を取得することは極めて難しいため、意図的に学習を行わないと言語を取得できません。
そのため、第二言語覚える際は基本的にリーディングとライティングから行いますよね?
第二言語の取得において、スピーキングはライティングの応用であり、今まで紙に書いてアウトプットしていたものを、脳内でまとめ口からアウトプットするように応用しています。
このように感覚で取得ができない第二言語において、ライティングの基礎ができていない状態でいきなりスピーキングを上達させることは非常に難しいため、まずはライティングの正確さ、速さを上げる必要があります。
ここである程度の経験を積んで慣れておくことで、実際に紙とペンが無くても脳内で自分の考えを整理してアウトプットができるようになります。
さらに何度もその訓練を行うことで、日本語を英語に変換するスピードも速くなり、それを繰り返すことで変換作業を介さずともスピーキングが行えるようになります。
結果として最終的に反射神経が極めて向上されます、面接の際のスムーズな会話につながるでしょう。
もちろん会話形式の面接では、反射神経が良いに越したことはありません。
しかし、実際にテンポよく返答ができるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
具体的には、面接中に以下のような3つのメリットを感じられます。
当たり前なことですが、面接中の会話がスムーズになります。
しかし、これは非常に重要なことで、会話や発言のスムーズさは直接加点対象となります。さらにスムーズな会話を行うことで、より自然な流れで面接を進めることができます。
そのため、変に考え込んで考えがまとまらなかったりせず、普段通りの自然体で物事を考えることができ、面接をよりスムーズで流暢なものにすることができます。
面接に限らず、初対面の人との会話で沈黙が続くとなんだか気まずいですよね?
面接の場合もそれは同じで、さらに面接では沈黙が続くと減点対象になります。
そのため、質問に対して考える時間があまりにも長いと間が空きすぎたとみなされ、点数が減っていきます。
そこで、先述通り反射速度を上げて面接に挑むことで、意図しない沈黙が生まれることを防ぐことができ、無駄な心配事を排除することもできます。
反射速度を上げることは、結果として自分の考えをまとめる力の向上にもつながります。
上記の通り、テンポよく沈黙のない会話では、心にも大きなゆとりが持てます。
加えて通常より早い処理速度でアウトプットを行っていれば、時間的にも自分の考えをさらに考える余裕が生まれます。
このように、反射速度を上げることで気持ちにも時間にも余裕が生まれるため、複雑な議題に対しても適切な答えを導き出すための時間を確保できます。
実際に英語を反射的に口にする、もしくは日本語からの返還の時間を極力減らすための訓練方法を解説していきます。
今回解説するものは、全てゼロ円で行えるものですので、ぜひすぐに試してみてください。
筆者が日本に帰って来てから、英語力維持のために真っ先に取り組んだことが、視野に入ったものを英語に変換し独り言として口にする作業でした。
街で買い物しているときなど目に入る広告や、店頭にある商品説明やコピーライトなど、あらゆるものを脳内で英語に変換しアウトプットにかかるまでの時間を短縮するトレーニングをしていました。
約1ヶ月この訓練を繰り返していると、徐々に良く見るパターンや頻繁に使うフレーズなども覚え得てくるので、自然と反射的に英語として脳内で変換できるようになります。
この作業は、常にアウトプットの訓練を行える点と、反復して取り組める点において非常に効果のある方法と言えるでしょう。
普段インドアな方に向けては、テレビや動画で見たことに対して、自分の意見を英語で口にしてみる勉強法がおすすめです。
実際のテレビなどでは次にどのような展開が起こるかわからないため、その場その場での反射的なアウトプットが求められます。
実際に予想できない出来事や、定型化されていない場面に対して感じたことを言葉にすることで、面接対策に直結した訓練になるというメリットもあります。
そのため、日常で触れる動画やテレビなどを見て感じたことや感想は、積極的に口に出してみてください。
ややレベルが高いのですが、好きな歌を英訳してみることも、非常に効果的な学習方法です。
先述通り、ライティングの基礎がスピーキングを支えるため、まずはじっくり聞いて英訳してみてください。
その後何度も曲を聞きながら、その英訳を見ることで反射的に口に出せるようになり、歌詞に頻出するフレーズはある程度使いこなせるようになります。
ただ極端に偏ったジャンルの音楽を聴くと、実践で活かせる表現が少ないので、選曲には注意してください。
おそらくみなさんは無意識ですが、日本語を話す時は主述の関係や時制、正しい助詞などを考えずとも、反射的に適切な文章を組めています。
それは慣れから来るもので、感覚に頼ることができない第二言語を話す際には、意図的に反射神経を上げる必要があります。
そのためまず、最初のフェーズは日本語から英語の変換速度を速めること、そしてある程度のレベルに達したら、そもそも変換を介さないようにするといったように、段階的にレベルを上げていきましょう。
英語に対する反射神経が身につけば、余裕も生まれ最終的に面接を突破できる確率も大きく上がるので、ぜひ今回解説した方法を実践してみてください。
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