HOME » 忙しい人向け、TOEICリスニングで高得点を狙えるおすすめ学習教材3選
英語学習の中で、リスニングを苦手にする人は多いです。
ですがTOEICの試験ではリスニングの配点が全体の半分を占めるため、リスニングを克服しなくては高得点は狙えません。
私自身、TOEIC試験のパートの中でリスニングが一番苦手としており、足を引っ張っていたパートでした。
ですが、そんな私でもしっかりと順序立てて勉強をしたことで、2回目の試験では9割以上点数をとることができました。
TOEICのリスニングは対策を打てればさほど難しくありません。
これから説明する内容を理解してもらった上で、おすすめする教材をしっかり勉強をして高得点を狙っていきましょう。
まずは「相手を知る」ことが大事ですので、TOEICリスニングの問題内容を簡単に説明していきますね。
TOEICのリスニング試験は約45分間で100問解いていきます。問題は全てマークシート方式なので、リスニングが苦手な人にとって非常にありがたいです。
次に問題構成になりますが、出題形式は毎回同じなのでどういった内容が出てくるのかざっくり覚えておきましょう。
<Part1>写真描写問題 6問
問題用紙に1枚の写真が載っており、その写真を的確に描写している内容を放送される4つの文から選び解答していきます。
<Part2>応答問題 25問
1つの質問もしくは文章に対して適切な内容を、流れてくる3つの選択肢から選び解答していきます。
<Part3>会話問題 39問
流される会話を理解し、印刷されている質問に対して4つの選択肢から適切なものを解答していきます。(各会話に対して3つの設問)
<Part4>説明文問題 30問
ナレーションやアナウンスなど説明文を聴き、印刷されている質問に対して4つの選択肢から適切なものを解答していきます。(各会話に対して3つの設問)
これがTOEICリスニングの問題内容になりますが、ここでリスニング問題における特徴を理解しましょう。
これはリスニングが苦手な人にとってかなり辛いことですよね。
一度しか流れないので、大事な部分を聞き逃してしまうと答えることはできません。
しかもこれはPart3.4でも同じなので、理解できないと諦めてしまった途端、3つ問題を放棄することになるので要注意です。リスニングは45分間あるので、集中を切らさないようトレーニングしていきましょう。
TOEICで話される英語では、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダの国の人がスピーカーとして話しています。
英語はどこも同じ発音と考える人もいると思いますが、実際に聞いてみるとかなり違います。
日本語でも話す地域によって異なるように、英語も話す国によって発音が異なります。
どのくらい違うのか知ってもらうために、Youtubeで「英語 国別 なまり」と検索してみてください。どれか一つでも見れば、「単語一つでこんなにも違うのか!」と驚くはずです。
この2点がリスニング問題で理解すべき特徴になります。
特徴を理解できたところで、次はなぜTOEICリスニングが苦手になってしまうのか解説していきます。
話される単語・文法全てを理解する必要はありません。ですが、最低限の知識がないと問題を解くことはできません。
TOEIC試験では、4,000語覚えれば高得点が狙えるとされています。
リスニングに限らず、全てのPartで英単語を覚えるのは重要なので、地道に知識を蓄えていきましょう。覚え方のコツは単語だけを覚えようとせず例文も合わせて覚えると、知識の定着に繋がります。
文字で書いていれば理解できる単語・文章なのに、リスニングで聞くと知らない単語・文章に聞こえたりする事が多々あります。
これは、ネイティブの人が話しているものに慣れていないからです。
単語学習をする時に、意味だけ暗記して発音を覚えなかったり、発音を覚えようとして、単語の下に記載されている発音方法を見て独自解釈する人によく起きてしまう問題です。
自分でどうやって発音するのか練習するのは良いことですが、ネイティブの発音をしっかり聞いて理解してから発音練習するようにしましょう。
これは完全に「慣れ」の問題になりますが、単語や文法をマスターしていても英語を聴き慣れていないとスピードに付いていけません。
それに加えて、リスニングに慣れていない人は一つ一つの英語を日本語に翻訳してから解釈しようとするので、読まれる文章が長ければ長いほど理解が追いつかなくなります。
リスニングの学習時間を増やすことで、英語を英語のまま理解しスピーキングスピードに慣れていくようにしましょう。
この3つがリスニングが苦手となる大きな要因です。
それでは、苦手になる原因を踏まえTOEICリスニングの対策を解説していきます。
これがリスニング学習効率を上げる最大のポイントです。
忙しい人にとってこれが最も難しいと感じる人も多いはず。ですが、毎日15分だけでもいいので英語を聞くようにしてください。通勤・通学、昼休憩、就寝前など有効に使える時間があるはずです。
リスニングの苦手克服には、「慣れ」が非常に重要です。毎日英語に触れ、英語のスピード感に慣れていきましょう。
音声を聞いて、聞き取れたものを書き出してください。全文書き出せるまで何回も聞いてください。
全部書き出す、もしくは何回やっても分からない時、答えを見て自分が何を聞き取れて、何を聞き取れなかったのか把握しましょう。
一つ一つ単語を書き出すことで、それぞれの発音方法を手・目・耳から覚えることができます。
最初は全然聞き取れずにかなり時間がかかります。ですが、学習を進める内に聞き取れるものが多くなり、成長を実感できます。隙間時間を使い、最初は少量でもいいので根気強く進めてください。
TOEICのリスニング学習に限らず、この対策は非常に有効です。
この対策ができれば、いつの間にか苦手意識がなくなり、ちゃんと英文を理解した上で問題が解けるようになっています。
それでは、忙しい人でもリスニングで高得点を狙えるおすすめ教材3選をご紹介していきます。
一度は聞いたことのあるスタディサプリのTOEIC対策コースになります。
これをおすすめする理由は、いつでもどこでも学習ができるところ。
アプリなので携帯で学習ができるため、通勤時間の満員電車でも昼休憩後のちょっとした時間でも学習可能です。
内容としても評判が良く、リスニング対策としてお話したディクテーションもできる仕組みになっているので、非常に高い学習効果が期待できます。
英語に強いアルク社が出している教材本になります。
この本の特徴はなんと言っても、0.7倍、等倍、1.5倍、2倍、2.5倍の5段階のスピードでリスニング学習ができるところ。
やってみると分かりますが、2.5倍はほぼ何言っているのか分かりません。
おすすめの学習方法としては早いスピードの2.5倍速から各スピード3回ずつ聞いて、徐々にスピードを落としていくやり方です。このやり方でいくと、1.5倍速になると遅く感じるはずです。
リスニングが苦手な原因の一つはスピードに適応できないことです。試験以上のスピードに慣れ、等倍が遅いと感じるまでにしていきましょう。
Part3.4の教材ですが、これに慣れればPart1.2の学習をしなくても問題なく解くことができますよ。
本番に近い問題に慣れることは大切です。
この教材は公式が出しているので、当たり前ですがどの教材よりも実践に近い学習経験を積むことができます。
こちらは、リスニングに慣れて本番が近くなったタイミングで集中的にやれば問題ありません。忙しい人でも絶対にやるべき一冊なので、隙間時間にやれるものではありませんが厳選したおすすめ教材の一つに選ばせていただきました。
リスニングは、毎日英語を聞いて隙間時間に学習するようになれば、リーディングよりも結果がでます。
ですが、苦手意識を持つ人は学習することから逃げて、結果点数が出ずさらに勉強したくなくなるという負のスパイラルにおちいりがちです。
今回おすすめした教材は忙しい人でも結果を出すことができる教材になっておりますので、是非活用して試験で高得点を狙っていきましょう。
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