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英語の上達に気付く

前回の記事の続きです。

英語が超苦手!でも受験で必要な中学生がまず覚えるべきこと3つ

 

前回の記事では本当に困ったときは単語からスタートするのがおすすめだとお伝えしました。今回はその一歩先の、文法を攻略していきましょう。

 

英語を真剣に勉強し始めた頃は、授業を聞いても品詞の使い方や文法のルールなども分かりづらく、とにかく必死に英文の下に和訳を書く方もいると思います。

ただでさえ沢山の種類があるのに授業に遅れていると尚更全てが難しく感じます。

 

しかし、ゆっくり一つ一つ覚えていくと、自然と覚えていく事ができます。

1. 過去形を覚える

英語の過去形と未来形

現在形の基本を覚えたら、次は過去形を覚えます。

過去形を覚える基本は、まずは覚えた単語の全ての過去形を覚える事です。

授業で習った単語をノートなどに書いて覚える時は、同時に隣に複数形と過去形を一緒に書いておくなどするとすぐに覚えやすくなります。

a.一般動詞の過去形

まずは一般動詞の過去形を説明していきます。

過去形の多くは、語尾を「d」、「t」、「ed」に変えたり、「come」から「came」に変わるように単語の中にある「o」を「a」に変えるパターンなど様々あるので、深く考え過ぎずに覚えてみてください。

 

それでは例文を使って現在形と過去形の違いを紹介していきます。

 

現在形:I go to school on Monday. (私は月曜日に学校へ行く。)

過去形:I went to school on Monday. (私は月曜日に学校へ行った。)

 

現在形:We look at the beautiful view. (私達は美しい景色を見る。)

過去形:We looked at the beautiful view. (私達は美しい景色を見た。)

b. be動詞過去形

Be動詞の現在形は「am」、「is」、「are」の3種類ですが、過去形は単数の場合が「was」で複数の場合が「were」です。

このように覚えておけば、後は一般動詞の過去形と文章の作り方は一緒です。

 

現在形:I am very smart. (私はとても賢い。)

過去形:I was very smart. (私はとても賢かった。)

 

現在形:He is young. (彼は若い。)

過去形:He was young. (彼は若かった。)

 

現在形: We are strong. (私達は強い。)

過去形:We were strong. (私達は強かった。)

2. 現在進行形、過去進行形を覚える

過去形の基本を覚えたところで、次は現在進行形と過去進行形を紹介し、例文と共に見比べていきます。

a. 現在進行形:

現在進行形は、今現在行われている事を表し、文法は「be動詞+現在分詞(~ing)で文章が構成されます。

シンプルに現在進行形=be動詞と考えれば覚えやすくなります。

b. 過去進行形:

過去進行形は現在進行形の過去形と考え、過去のその時に行われていた事を表します。

文法も現在進行形の過去形で「be動詞の過去形+現在分詞(~ing)」で構成されます。

c. 現在進行形と過去進行形の例文

現在進行形と過去進行形の意味と文法を説明したところで例文を見比べていきます。

同じ例文で現在と過去を見比べると覚えやすくなるので紹介していきます。

 

現在:I am studying English. (私は英語の勉強をしている)

過去:I was studying English. (私は英語の勉強をしていた。)

 

現在:We are eating sushi. (私達は寿司を食べている。)

過去:We were eating sushi. (私達は寿司を食べていた。)

 

例文で見て分かるように、過去進行形は現在進行形のbe動詞を過去形に変えるだけなので「be動詞+現在分詞(ing)」を覚えておけば後はとてもシンプルです。

3. 疑問文否定文を覚える

質問する人

a. 疑問文:

疑問文は「where(どこ)」、「who(だれ)」、「what(何)」、「how(どのように)」、「which(どれ)」、「why(なぜ)」が使われますが、今回は一般動詞の疑問文、「do」と「does」を使った基本的な疑問文を説明します。

 

「do」は「〜する」で単数の場合は「does」で過去形は「did」に変わります。

「do+主語+一般動詞」で構成される文章で文頭に「do」が入ります。

 

Be動詞の疑問文は文頭に「am」、「is」、「are」、のいずれかを使いその後に「be動詞+主語+~?」と言う順番で文章を作ります。

b. 否定文:

否定文は、物事を否定する時に使われる文章で「〜しない」や「〜ではない」などが主に使われます。

一般動詞の否定形は「do not」と「do」の後に「not」を付け、否定します。

be動詞の否定形は「am not」、「is not」、「are not」と、それぞれに「not」を付けます。

c. 疑問文と否定文の例文

疑問文と否定文の作り方を説明したところで、例文で二つを見比べていきます。

疑問文:Do you like soccer? (あなたはサッカーが好きですか?)

否定文:I do not like soccer.(私はサッカーが嫌いです。)

 

疑問文:Does he eat meat?(彼はお肉を食べますか?)

否定文:He does not eat meat.(彼はお肉を食べません。)

 

疑問文:Are they famous people?(彼らは有名人ですか?)

否定文:They are not famous people.(彼らは有名人ではありません。)

4. 未来形を覚える

未来を想像する女性

未来形は近い未来から遠い未来まで、未来に何をしているか表現する時に「will」を使って文章を作ります。

「主語+will+動詞の原形」で作られるのっで例文を見ると思っているよりシンプルで覚えやすいです。

 

例文

現在形:I do my homework.(私は宿題をやります。)

未来形:I will do my homework tomorrow.(私は宿題を明日やります。)

現在形:She comes home. (彼女は家に帰って来ます。)

未来形:She will come home tonight.(彼女は今夜家に帰って来ます。)

現在形:We have a family trio.(私達は家族旅行をします。

未来形:We will have a family trip next Saturday.(私達は次の土曜日家族旅行をします。)

5. 命令文

英語を話す女性

命令文は、誰かに対して「〜しなさい」と相手に命令するシチュエーションで使われます。

会話では「go home」で「家に帰りなさい」や「do your homework」で「宿題しなさい」などと命令口調にするだけで命令文にできますが、今回は助動詞を使った命令文を紹介します。

 

命令文には主に「have to(〜しなければならない)」、「must(しなければならない)」、「should(〜すべき)」、「need to(〜する必要がある)」の5つが使われます。

少し難しいかもしれませんが、「主語+助動詞+動詞」を覚えて例文を参考にしてみてください。

 

命令文:Go home!(家に帰りなさい!)

助動詞:You must go home!(あなたは家に帰らなければなりません!)

命令文:Do your homework. (宿題をやりなさい。)

助動詞:You have to do your homework. (あなたは宿題をやらなければならない。)

命令文:Eat more vegetables.(もっと野菜を食べなさい。)

助動詞:You need to eat more vegetables.(あなたはもっと野菜を食べる必要があります。)

命令文:Appologize to her.(彼女に謝りなさい。)

助動詞:You should appologize to her. (あなたは彼女に謝るべきです。)

シンプルに考える

今回は5ステップを紹介しました。

授業に遅れていると、それぞれの種類を見るだけで頭が痛くなりそうですが、シンプルに未来形には「will」を追加するだけ、などとそれぞれ簡単にルールをリストにしてみると覚えやすくなります。

文法もシンプルにした例文を紹介しているので、例文を沢山参考にしてみてください。

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