HOME » 英検3級の長文読解を完全攻略!傾向・勉強法・ポイントを徹底解説
英語のテストを解く際に、多くの人が長文に対して苦手意識を持っているのではないでしょうか。
その感情は英検3級の長文に対しても例外ではありません。
しかし、実は英検3級の長文のレベルは、思いのほか難しくないことを知っていますか?
そこで今回は、英検3級の長文読解におけるポイント、レベル、攻略法を解説していきます。
英検3級の長文読解は、日常の身近なことを英語で理解することができる程度のレベルです。
長文の内容自体は専門的な内容が少なく、家庭や学校、買い物やスポーツなど普段自分が過ごしている内容からそう大きく離れることはありません。
そのため、内容が英語で書かれているため読解自体に時間はかかりますが、読解さえしてしまえば文章の内容自体はそこまで難しくないのが実態です。
また文章内に使われる表現や文法も複雑なものは少ない傾向にあります。
基本的には1文が10単語前後の簡単な主語と述語で形成されているため、一見長く見える文も分解していくとひとつひとつの文章はそう複雑なものは少ないです。
大前提として、意外にも3級の長文問題のレベルはそう高くないことを把握して下さい。
主な理由としては以下のような理由が挙げられます。
・普段日本語で日常使う単語がメインである
・複雑な文法が少ない
・専門誌がなく日常に起こりうることが題材である
英検を突破する上で単語力はどの級でも必須条件です。
3級で求めれる単語は専門性が少なく、普段日本語の会話で出てくる単語しかほとんど出てきません。
そのため、日頃から日本語で多くの文章に触れていたり会話をしていることを、少し易しいレベルで英語で書かれている文章を解くことになります。
またその際に、複雑な分詞構文や仮定法過去など、高度な文法もほとんど使われません。
主に単純過去や未来形、現在進行系の3つの簡単な文法で構成されているため、英語特有の時制の概念に頭を悩ませることも少ないでしょう。
文法自体は中学校2年生までのレベルで対応できるため、文章が長いため勘違いしがちですが、内容としては比較的やさしいレベルです。
さらに、長文読解の題材も日常身の回りに起こることがメインとなっています。
2級などでは社会的、時事的、世界的な話が展開されますが、3級であれば学校生活や家庭での出来事が多く取り上げられます。
そのため、普段話している内容の半分の難易度の内容を英語で書かれているのが英検3級の長文です。
そう考えると、確かに英語の長文と言うだけで苦手意識が生まれるものの、内容自体は普段の会話の半分の難易度なので、レベル自体はそこまで高くないことがわかります。
英検3級の長文は、以下の3つの構成から成り立ちます。
・A:掲示板(100単語前後)
・B:手紙/メール(260単語前後)
・C:説明文(260単語前後)
Aは学校やイベントの案内などの情報や求人広告などの掲示物の問題です。
Aの問題は掲示板に掲載された文章であり、はっきりと文章が区切られたデザインであるため、ある程度パートごとに読み解くことができます。
Bの手紙/メールは合計3回分のラリーが行われた文章が展開されます。
このパートも旅行や学校生活、ホームステイなど比較的身近な題材がメインとなるため、内容自体はそこまで複雑ではありません。
ただしCは伝記や動物の生態、観光スポットの説明など普段自分が関わりのないことがトピックとして取り上げられます。
そのためCに関してはやや難易度が高いものの、文章が4段落、問題数が5問となっているため、答えがどのあたりに書いてあるかはおおよその検討をつけながら読みすすめることができます。
英検3級の長文攻略には明確な抑えるべきポイントがあります。
最後のCの長文は英語力が求められますが、A、Bの問題においては、ある程度テクニックで攻略することが出来ます。
そこで、以下に3つのポイントを解説しますので参考にして下さい。
A、B、C全ての問題に共通して言えることですが、設問を先読みしてキーワードの予想を立てながら読みすすめることが重要です。
例えば以下の設問を見てください。
What will Melissa do this Saturday?
この場合キーワードとなるのはMelissaとSaturdayです。
まずは文章を読む際に、Melissaの前後で出てくる動詞に注意して読みすすめるようにしましょう。
次にSaturdayですが、これは直接Saturdayと書いていない場合もあります。
今回の設問はBのメール/手紙の問題から抜粋していますが、手紙の書き出しがFridayの場合はどうでしょうか。
FridayにMelissaの予定が書いてある場合、もちろんthis Saturdayと書くことも可能ですが、tomorrowと書いてあるケースもあります。
そのため、時制を表す単語は直接表現されないケースが多いため注意が必要です。
キーワードを探す際に、数字や時間など具体的かつ特定して書かれている箇所は大きなヒントになります。
例えば掲示板でイベントの開催告知が行われたとします。
その際に記載内容として予想されるのは場所や内容はもちろん、開催時刻や日にちも掲載されることでしょう。
このように時間や日にちなどの具体的な数字は見つけやすく、なおかつ直接答えを導き出すヒントであるケースが非常に多いです。
そのため、長文全てを理解する余裕がないときは、その数字の前後を見るだけでも答えを導き出せることも少なくないので、最低でも時間や数字、日にちの前後だけでも抑えておくようにしておきましょう。
特にメール/手紙が3回ラリーされているBの問題では時制の意識が重要です。
3回ラリーが行われているということは、古いものは過去、新しいものは未来の話となります。
そのため、設問にも未来形と過去形の両方が織り交ぜられています。
Bの長文を読むときは、単純な英語力だけで読みすすめるのではなく、状況やシーン別に時制の意識を持って解くようにしましょう。
また、時制を意識することでいつ何が起こるかを予想できます。
その結果、登場する2人の人物のどちらがアクションを起こしているのか、次に何が起こるのかも自然と予測が立てられるため、効率的に問題をすすめることができます。
英語力がなくてもテクニックでカバーできる英検3級の長文は、キーワードリーディングの練習を多く重ねることで正答率がアップします。
キーワードリーディングとは、過去問を解く際にまず設問に目を通し、キーワードとなるところに丸をつけながらマーキングするリーディング方法です。
英検3級の長文は、基本的にキーワードとなる単語からそう遠いところに答えはなく、前後に答えが散りばめられているケースがほとんどです。
つまり裏を返せば、キーワードの前後をしっかり理解していればある程度答えられるということです。
そのため、長文問題の練習をするときは、まずキーワードをマーキングし、その前後を重点的かつ短時間で理解できるよう練習を重ねるようにしましょう。
このキーワード前後のリーディングに費やす時間を減らすことで、その他の複雑なパートにかかるリーディング時間をかせぐことにも繋がります。
英検3級に挑む際、まず最初に英検3級の長文は意外に簡単という意識を持って下さい。
先述通り内容や文法が複雑なものではなく、ある程度のテクニックでも乗り切れます。
そのため、まずは苦手意識だけでも取り払い、気楽に受験するようにしましょう。
その結果、余裕を持って問題に取り組むことができ、英語で書かれているだけで内容は意外にも簡単なことに気がつくはずです。
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