HOME » 難易度急上昇!英検2級【長文攻略】勉強方法徹底解説!
英検2級の長文問題は、難易度アップや単語数の増加はもちろん、専門性が高くなるため一筋縄では攻略できません。
では、英検2級を攻略するためにはどのような対策を取ればよいのでしょうか?
今回は英検2級の長文問題を突破するためのポイント、問題の傾向などについて詳しく解説していきます。
大前提として、英検2級の長文問題の難易度は相当高いです。
専門的な内容やアカデミックな内容がトピックとなるため、日本語でも普段耳にしないような話題が出題されるケースもあります。
また、単純に出題される問題の文章量が増えることや、必用とされる単語数も増えることから、しっかりとした事前対策を行わないと、突破することはまず無理と言っても過言ではありません。
具体的なレベル感でいうと、中学生レベルの授業であれば英語で行われても理解できる程度のレベルであるため、なんとなく感覚や予測で回答しても、答えを当てることは非常に難しいでしょう。
英検2級自体の難易度が高い理由として、リーディング38問中、18問が長文読解の問題から構成されていることが挙げられます。
つまり、準2級までは単語力を鍛えればある程度通用したものの、英検2級を突破するためには、長文読解力の向上はマストと言えるでしょう。
また、後半に長文読解の問題が集中していることから、時間やスタミナの問題も考慮して余裕を残すようなペース配分も求められます。
特に、最後の長文内容の一致選択の問題は全12問で構成されているため、テスト終盤に行うには非常に重たい問題です。
そのため約半分が長文読解で構成される英検2級は、いかに長文問題でミスを減らすことが出来るかが合否に直結します。
傾向として英検2級の長文は、身近な話題よりも医療、ビジネス、テクノロジーなど、専門性に特化したトピックが多く出題されます。
根本的な英語力はもちろんマストですが、社会問題や時事問題に対してのアンテナを張っておかないと、いざ問題を目にした際に内容の理解に多くの時間を費やしてしまうでしょう。
逆に言うと、英語力が少し足りていないとしても、社会問題や時事問題にある程度関心があれば、英語力の低さをカバーし文章全体の流れを把握することもできます。
もちろん必要な英語力を身につけることはマストですが、プラスαの予備知識として現代社会についての知識を持ち合わせることで、よりスムーズに長文問題を解き進めることができるため、より多くの話題に触れるようにしましょう。
小手先のテクニックだけで突破することが出来ない英検2級の長文ですが、さらには英語力だけではなく専門性やスピードも必要とされています。
そこで、英検2級の長文を攻略するために必用な3つのポイントを解説していくので参考にして下さい。
単純な英語力以外に、専門的なトピックが出題される英検2級では、多方面に渡る専門的な話題を理解する能力が必用です。
まずは直近3回の英検2級の長文で出題された、専門的なトピックを集めましたので確認して下さい。
・Cycles of Change
・Recycling Old Ideas
・Cleaner Air
・Master of the Desert
・In the Air
・Building a Better Future
上記は長文問題の中でも、特に専門性の高いトピックです。
ご覧の通り、環境問題や砂漠について、自転車の変化など、これらの話題を普段日常会話で取り上げるでしょうか?
おそらく話題に上がることはないでしょう。
しかしいずれのトピックも、排気量を抑えるために自転車を使うこと(Cycles of Change)、エストニアの第二次世界大戦後に目指した未来像(Building a Better Future)のように専門性の高いトピックが出題されています。
ここで重要なのがまずは根本的な英語力です。
専門性の高い文章でも、根本的な英語力が備わっていれば順調に読み進めていく事ができます。
加えて、より重要となるのが各分野に渡る予備知識です。
例えば、近年問題視されている車の排気量や環境汚染について予備知識があれば、Cycles of Change、In the Airなどの環境に関する文章はある程度理解することができるでしょう。
そのため、英検2級の長文は、単なる英語力に加えて、多方面に渡る専門分野への関心や理解がある方が、より正確に文章を読み解くことができます。
英検2級は専門性の高い文章が多いため、各文章の最初の一段落を理解する必用があります。
裏を返すと、最初の一段落を理解できないと、何について記述されているのか、何について質問されるかの予測がつかないため、その問題ひとつを落としてしまうことにも繋がりかねません。
例えば以下の文を見てください。
In many of the world’s large cities, air pollution is a serious problem.
これはIn the Airという表題で出題された問題の最初の一文です。
上記の文の訳は「世界中の多くの大都市で、空気汚染が深刻な問題となっています」です。
この情報から何が予測できますか?
おそらく、空気汚染という問題提議、現状についての記載、今後の解決策など、話の流れを予想することができます。
このように専門性の高い文章では、最初の一段落目や一文を見て、大まかな話の流れを掴むことができれば後の展開の予測が立てやすく、何を質問されるか把握することができます。
長文に直接関係ないように見えますが、最初に20問設けられている単語の空欄補充の問題は、最低限の時間で終わらせる必要があります。
前提として、英検2級の長文はレベルが高く、一度読んだだけでは内容を理解できない部分もあります。
この場合、どのようにして時間を作れば良いのでしょうか?
複雑な長文を理解する能力を上げるよりも、序盤の単純な単語の空欄補充問題のスピードを上げるほうが効率的と言えるでしょう。
単語の空欄補充は、一度目を通して成果がわからなかった時点で完璧な回答は出来ないので、消去法や勘で解くしかありません。
そのため、空欄補充ではなるべく読み直しを抑え、一連の流れでスピーディーに回答をすることが重要です。
その結果、長文問題に充てられる時間が増え、複雑な問題も余裕を持って見直すことができ、正解率も大きく上げることができます。
英検2級の長文を攻略するためには、偏りなく多様なトピックを英語で読むことが重要です。
従来どおり過去問を解くだけではなく、CNNなどの国際ニュースをサイトで読んだり、ラダーシリーズの中から興味のある分野の本を読むなど、学習の幅を広げることが効果的です。
もちろん基本的な単語力、文法理解は必須です。
ただ英検2級の長文のトピックは単純なものだけではないので、日頃様々なジャンルの文章を読むことが、当日スムーズに問題を解くことに直結します。
そのため、単調なトレーニングにならないよう、定期的にニュースや洋書を活用し、より実践的な英語に触れるようにして下さい。
結論として言えることは、英検2級の長文を攻略するには、英語力に加え多様なジャンルに対応できる専門知識です。
もちろん英検2級に必用とされる最低限の単語力、文法理解がある前提で、それらに加えて多様なジャンルに対応できる事が長文問題の攻略に直結します。
英検2級の合格を目指すのであれば、アカデミックな内容以外にも多くのジャンルの英語に触れ、より多くの文章を読むようトレーニングを重ねていきましょう。
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