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長文克服と予測能力が鍵!英検準2級リスニングの対策・コツとは

英検準2級のリスニングは難しいと思われがちですが、トピックが日常会話メインのため、内容的にはそこまで難しくありません。

つまり対策やポイントを抑えた勉強をしておけば、準2級のリスニングは十分に突破できるレベルということです。

そこで今回は、英検準2級のリスニングの形式やコツ、抑えるべきポイントの詳細を解説していきます。

目次

英検準2級のリスニングのレベルは?

英語の発音

英検準2級のリスニングのレベルは、3級よりもやや高いものの、全体的な内容が日常会話がメインとなっているため極めて難しいわけではありません。

まずは以下の過去問を見てください。

【アナウンス】

A: Welcome to Smith’s vegetables. Are you looking for something?

B: Yes. I need two big pumpkins. some potatoes, and some onions.

A: We have fresh onions and potatoes, but no pumpkins.

【選択肢】

1: I see. I’ll go home to get more money, then.

2: I see. I’ll tell you when they arrive, then. 

3: I see. I’ll take what you’ve got, then.

(出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/pdf/202101/2021-1-1ji-p2kyu-script.pdf

 

上記は八百屋で買い物をしているシーンでの会話です。

この場合、かぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎを買いに来ていますが、八百屋にはかぼちゃがないと言っています。

そのため、答えは3(訳:そうですか、では今あるものだけ買っていきます)となります。

 

このように、基本的に上記のように買い物や学校、日常生活での会話がメインとなっているため、特段専門性の求められる会話問題はありません。

ただし、3級と比べて一人の会話文が長いことには注意が必要です。

 

3級までは一言ずつのラリーで会話文が形成されていたため比較的簡単でしたが、2級では「Welcome to Smith’s vegetables. Are you looking for something?」のように、2文で会話が構成されています。

一見文章量が多くレベルが上っているように見えますが、文章量が増えただけで内容が高度になっているわけではありません。

文章量の多さに圧倒されず、落ち着いて会話を聞くことができれば、内容的には簡単であることに気がつけるでしょう。

英検準2級のリスニング形式

テストを受ける学生

英検準2級の問題形式は以下のとおりです。

・会話の応答文選択:10問(アナウンス1回)

・会話の内容一致選択:10問(アナウンス1回)

・文の内容一致選択:10問(アナウンス1回)

 

上記の合計30問で構成されており、形式としては3級と大きく違いがありません。

ただ大きな違いとして、全ての問題のアナウンスが1回しか読まれない点がありますが、この点は後ほど詳しく解説をします。

 

会話の応答文選択、会話の内容一致選択は、2文で構成された日常会話がメインとなっていますが、話のレベル的には3級と大きく違いがありません。

また、文の内容一致選択では、世界の国々や人物についてのトピックであるため、やや専門的な知識も求められます。

しかしこちらも内容的には普段日本語の日常会話で話しているレベルと大きく変わらないため、長文を聞き取るトレーニングをすることで苦手意識を克服できるでしょう。

英検準2級と3級の違いは?

英検準2級のレベル感としては、文章量が多いものの内容は3級と大きく変わりません。

ただし、アナウンスが2回ではなく1回しか読まれない点、大問1の補助イラストが廃止されていることには注意が必要です。

異なる点① アナウンスが一回のみ

多くの人が最初に苦手意識を持つ要因として、全問題でアナウンスが一回しか放送されないことがあげられます。

リスニングが苦手な場合、問題を先読みして2度めのアナウンスで回答するなど、テクニック面でカバーしてきた人も多いでしょう。

しかし、準2級からはその手法が通用しません。

そこで、まずは英検準2級のそれぞれの問題の特性を予め把握しておくことが重要です。

さらに特性を把握した上で、選択肢のみから何が聞かれるかを予想できるようにならなければなりません。

そのため、何度も過去問を聞いて問題の特性を把握する必要があります。

異なる点② 補助イラストの廃止

英検3級までは大問1に補助イラストがありましたが、準2級以上はイラストがなく、音源だけを頼りに正解を導き出さなければなりません。

つまりイラストを先読みし情景をイメージすることができないということです。

そのため、イラストに頼らずとも音源だけで情景を思い浮かべることや、キーワードを聞き逃さないようなトレーニングを多く積むようにしましょう。

英検準2級のリスニング突破に必要なこと

上記で述べた3級との違いは、準2級が難しく感じる主な原因です。

しかし裏を返すと、この違いからくる難しさを克服できれば、準2級も十分に突破することが出来ます。

そこで、一回きりの音源のみで問題を突破するためのコツを詳しく解説していきます。

コツ① ある程度の長さに対する苦手意識の克服

勉強する女性

まず長い文章を聞き続けることへの苦手意識や、スタミナの低下を克服しましょう。

準2級のリスニングは、リーディング、ライティングを終えて最後に行わなければなりません。

そのため、すでにスタミナを使い切った状態でリスニングに挑む人も多くいるでしょう。

そこで聞き慣れない長さの英語を、終盤に聞き続けるとなかなか集中力が持たず、正解を導き出せません。

普段の学習で、筆記やリーディングの問題を終え、疲れが溜まっているときに、あえて長文をリスニングすることで集中力の向上や苦手意識の克服が期待できます。

コツ② 設問だけを読みアナウンスを予測する能力

英語学習におけるステップ

今回の記事で最も大事なポイントですが、準2級以上は設問だけを読んでアナウンスを逆算する能力が絶対的に必要です。

具体例を用意したので以下の問題を見てください。

【選択肢】

1:She recycled her comic books.

2:She visited her new home.

3:She bought some comics.

4:She cleaned her new room.

上記は大問3の選択肢です。

実際の問題用紙にこの選択肢だけが記載されており、他の情報は一切ありません。

この状態でいきなりアナウンスが流れます。

 

そこで意識したいのが、上記の1~4を読みどのようなトピックのアナウンスが流れるか予想をたてることです。

ここでキーワードとなるのが、visited new homerecycled comic booksです。

このキーワードから皆さんは、主語であるSheが何をすると予想できますか。

答えは引っ越しなのですが、アナウンスを聞かずとも選択肢のキーワードである程度逆算できます。

 

この一連の流れを問題の間に行い、情報がない状態で自分で予備知識を作り上げて、アナウンスを予測することが必要です。

事前にSheが引っ越しをして漫画本をどうするのかが重要とわかれば、情報がゼロでリスニングを始めるよりも圧倒的に情景が頭に浮かびます。

 

この様に英検準2級以上の突破には、選択肢を見てアナウンスを予測し、自分で予備知識を作り上げていかなければなりません。

以下に上記の問題のアナウンスとクエスチョンを記載しておくので、実際は何を聞かれるのか参考にしてください。

 

【アナウンス】

Before Tina and her family moved to another city, her father told her to throw away some of her comic books. Tina was upset but she took them to a recycling center. After moving to the new city,Tina was surprised that she did not miss her old comic books at all. She was too busy making new friends.

【Question】

What did Tina do before she moved?

出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/pdf/202101/2021-1-1ji-p2kyu-script.pdf

英検準2級のリスニング対策方法

英検準2級の対策方法は大きく分けて2つあります。

1つが長い会話文を理解するために、会話問題を中心に過去問を解くことです。

長さに慣れてしまえば内容は簡単であるため、特段応用を利かせた対策は必要ないでしょう。

 

2つ目の対策方法は前述で記載したアナウンス前の予測能力です。

これは応用を利かせた訓練から身につきます。

そのため、リスニング練習の際に、まずは何も聞かずに大問3の選択肢だけを読みアナウンスの内容を逆算で予想してみてください。

全ての予想が終わった段階でリスニングを始め、自分の予想が合っていたかどうかをチェックしましょう。

このスキルは感覚で身につくものではないので、自分で意識的に対策を取る必要があります。

 

上記の2つのポイントをしっかりと押さえれば英検準2級のリスニングを突破出来る確率が大きく上がるため、ぜひ試してみてください。

まとめ

結論から言うと、3級と比べて準2級が難しく感じるのは、文章量の多さとアナウンスが一回しか無いことに由来します。

つまり、ある程度長い文章へ対応できる力と、1回のアナウンスで回答できるような予測能力が身につけば、準2級も十分に突破できるでしょう。

これから準2級の取得を目指す人は、長文への苦手意識の克服と、予測能力を鍛え、万全の体制で受験をしてください。

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