HOME » 英検準1級ライティングは難しい?テンプレートや使える表現を大公開!
英検準1級は全ての問題のレベルが高いため、合格を目指すのであれば、相応の学習時間や対策が必要です。
特に受験者の多くが苦しむポイントとして、ライティングが挙げられます。
トピックが抽象的なことや求められる文字数も多いことから、英検準1級のライティングのレベルは非常に高いです。
そこで今回は、英検準1級のライティングの採点基準やポイント、合格のためのテンプレートを解説していきます。
結論からいうと、英検準1級のライティングのレベルは相当高いです。
まずは以下の英検準1級と2級のライティング問題を見比べ、難しいとされる理由を解説していきます。
【2021年 英検準1級第1回】
Agree or disagree: Big companies have a positive effect on society.
(出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/pdf/202101/2021-1-1ji-p1kyu.pdf)【2021年 英検2級第1回】
It is often said that restaurants and supermarkets should try to reduce the amount of food that they throw away. Do you agree with this opinion?
(出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/pdf/202101/2021-1-1ji-2kyu.pdf)
上記の英検準1級と2級を比較したうえで、英検準1級のライティングが難しいとされる理由は、トピックの短さと、求められる単語数が多いことです。
上記の例文を見ても分かる通り、英検準1級の設問から得られる情報量は少ないことに加え抽象的です。
2級であれば様々な情報があり、その情報をそのまま回答で利用することができますが、準1級ではそのまま引用できる部分がほとんどありません。
そのため、短い情報に対して自分の知識や考え、意見をより多く織り交ぜてライティングを行う必要があります。
二つ目の理由は、求められる単語数が120〜150語と多い点です。
トピックの文章が短くなり、文章から得られるヒントや情報は減る一方で、求められる文字数は英検2級に比べ1.5倍ほどとなっています。
つまり、文章から引用などをせずに、どれだけ自分の意見を英語で書けるかが問われるということです。
そのため、ほとんどゼロからイチを作り出せるような発想力、文章力を英語で求められるため、相当難易度が高い問題といえるでしょう。
英検準1級のライティングの様に、抽象的なトピックから多くの語数を書くことが求められる場合、ただやみくもにライティングをしていては高得点が狙いにくいでしょう。
そこで、あらかじめ、どの様な文章構成でライティングを行うのか、テンプレートを決めておくことが非常に効果的です。
【英検準1級のライティングテンプレート】
1:序論
2:本論(理由一つ目)
3:本論(理由二つ目)
4:結論
英検準1級のライティングでは、上記のテンプレートを意識しながら書くことがおすすめです。設問の指示にもあるように、トピックに対して自分の意見が2つ求められます。
そのため、まずはトピックに対しての賛否を序論で述べた後、自分の思う意見を本論で続けて書くようにしましょう。
また、文字数が足りない、書くことが思いつかないなど困ったときは、For example、Peple say thatなど、具体例や一般例を組み込んでいくことで、文章に厚みを出すことができます。
そして最後に、自分の意見を総括し、しっかりと理由をつけて結論に結びつけましょう。
基本的に英検準1級のライティングは、上記のテンプレートで対応ができるため、学習の段階からテンプレートを意識したライティングを試してみてください。
テンプレートを覚えた後は、英検準1級のライティングで使える表現やフレーズも知識として蓄えていきましょう。
あらかじめ使う表現を決めて型を作っておくことで、試験当日もスムーズにライティングを進めることができます。
まずは序論を始めるときの表現です。
最初に賛否をはっきり決めてから書き始めることで、文章の骨組みがしっかりと定まります。
そのため、書き出しはI agree(disagree) with the idea that~から始めることで、しっかりと自分の意見がどちらか定めながらライティングを進めることができるでしょう。
本論に入ったら、賛成・反対の理由を述べなければなりません。
その際、1つ目の理由を始めるときはFirst of all~と書き始めることがおすすめです。
採点者に対して自分の理由が1つあることを主張するとともに、テンプレートの本論を書き出す区別もつけられるため、しっかりと理由を書くことを先に記載するようにしましょう。
1つ目の理由を述べるときと同じく、2つ目の理由を述べるときもAnother reason is that~と理由を述べることを記載してから書き始めましょう。
2つ目の理由の書き出しは、In additionや、Secondlyなどでも同じ意味ですが、Another reason is that〜の方が語数を稼げるためおすすめです。
h:3Therefore, I agree with the idea that~
理由を2つ述べて、結論に入り文章を締めるときには、Therefore, I agree with the idea that〜から書き出すと、最後の締めくくりがスムーズに書けます。
語数を稼げることもありますが、本論から結論へ切り替える目印にもなるので、結論の書き出しのフレーズも覚えておくようにしてください。
ここまでは、英検準1級の学習面での対策方法を解説してきました。
それに加えライティングの採点基準も把握しておくことで、試験当日どこに気を配ってライティングをすべきか、ポイントを掴むことができるでしょう。
英検準1級のライティングにおける配点や基準は以下のようになっています。
【英検準1級のライティングの採点基準と配点】
内容 4点
構成 4点
語彙 4点
文法 4点
英検準1級の採点基準と配点は、上記の通りで合計16点となっています。
まず内容で注意すべき点は、トピックに対して賛否がはっきりと決められているかです。
ライティングの基本は、トピックに対して自分がどちらの意見を持っているかを答えることです。そのため、まずは賛否をはっきりと決める必要があります。
その後、内容としては定めた賛否に対して一貫した理由付けが行われているかが採点基準です。このあたりは先述で紹介したテンプレートを上手く利用し、自分の意見が矛盾しないような理由を添えていきましょう。
またライティングの内容に一貫性があっても、文章にまとまりがなければ減点対象です。
そのため、事前にテンプレートを覚えてライティングをすることが、得点アップの秘訣といえるでしょう。
語彙ではスペルミスなどが採点基準です。
基本的なことですが、スペルミスをするたびに点数は減っていきます。
そのため、難しい単語を使用することを避け、簡単でも良いので自分が確実に知っている単語を利用してライティングを進めることが重要です。
最後の文法ですが、これは日本人にはあまり馴染みのない冠詞や三単現のs、複数形・単数形の区別などが見られています。
上記は日本語にない概念のため、いくら見直しをしても見逃してしまうことは多いです。
なるべくライティングの途中で、動詞にsは必要か、冠詞はa/theどちらが正しいのかなど、意識しながら書き進めるようにしてください。
上記の解説通り、英検準1級のライティングのレベルは非常に高いです。
特に少ない情報から、自分の意見を膨らませなければならないため、対策を怠ると試験当日に文字数が足りなくなることもあるでしょう。
余裕を持って試験当日を迎えられるよう、構成をテンプレート化し、汎用性のあるフレーズを覚えるなど、対策を万全にして英検準1級のライティングに挑戦してください。
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