HOME » 英検準1級スピーキング対策方法!突破のための勉強方法を解説します
英検準1級のリーディング・ライティングを突破した後は、スピーキングの対策が必要です。そして、英検準1級のスピーキングは極めてレベルが高く、難易度は最高峰といえるでしょう。そのため、スピーキングのポイントを理解すること、徹底的に対策することはマストです。
そこで今回は、英検準1級スピーキングの流れやポイント、効果的な対策方法を解説していきます。
まず最初に把握すべきことは、英検準1級のレベルは極めて高いということです。具体的なレベル感は以下を参考にしてください。
英検準1級
日常会話を難なくこなせる・ビジネスシーンでも一人で案件を理解できる
英検2級
専門分野の中でも簡単なものであれば意見交換ができる
英検準2級
カタコト気味でクラスメイトと会話ができる
このように、英検準1級のスピーキングを突破することができれば、外資系での勤務や海外支社でも働けるレベルに近いです。
そのため難易度としては最高クラスで、帰国子女や留学経験がなければ、相当の対策や練習が必要となるでしょう。
英検準1級のスピーキングは、2級までとは大きく形式が変わります。
2級まで設定されていたパッセージの音読の代わりに、4コマのイラストのナレーションを行ったり、専門分野についての意見が求められます。
そのため、各パート事に対策を行うことは必須です。
英検準1級のスピーキングで一番最初に出題されるのは、以下のような4コマイラストにナレーションをつけることです。
このパートでの採点基準は、1つのコマに対して、2文以上の解説を組み込むことです。例えば、1コマの場合は以下のようなナレーションをつけることができます。
1:One day, a woman was on her way to work.
2:As she was walking from the station, a man in front of her was smoking.
最低でも上記と同じ量で1つのコマに対して、2つの文が必要です。
また、準1級スピーキングで重要なポイントが「過去進行形」です。
基本的に、4コマのイラストは時系列に並べられており、起承転結があります。
そのため、終盤に向かうにつれて何かしら情況や人物に変化が生じますが、それは全て時制的に過去に行われたことです。
スピーキングの際は適切に過去進行形を使い、文章の時制を一貫させるように心がけてください。
出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_p1/pdf/grade_p1.pdf
画像出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_p1/pdf/grade_p1.pdf
次のパートでは、イラストに関与する内容の質問がされますが、面接官から口頭で言われるだけなのでイラストや文章など他の情報はありません。
イラストに関与することなので、多少聞き逃してもある程度何を聞かれているかは予想できるでしょう。
このパートでは聞かれた質問に対してyes/noで答え、最初のパートと同じく理由を2つ付け加えることが必要です。
そして最難関とされるのが、残りの2つのパートです。このパートではDo you think〜から質問が始まりますが、その内容は全くイラストと関係のない内容です。英検公式サイトのサンプル問題を見てみると、このパートでは以下のような質問がされています。
・Do you think that the crime rate in Japan will increase in the future?
・Do you think that public opinion can influence decisions made by the government?
出典元:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_p1/pdf/grade_p1.pdf
上記のようにイラストとは関係なく、なおかつ専門的な知識が求められる質問が行われます。まずは質問を理解し、自分がyes/noの意見を尊重するよりも、後に文を続けやすい方を選ぶと良いでしょう。
もしも答えとしてyesに感じていても、その理由を続けるのが難しくnoの方が話やすければ、テスト当日はnoでスピーキングしてみてください。スムーズな受け答えはアティチュードの配転にも関わるため、戦略的に自分の意見を変えていきましょう。
2級までは日常会話や教室、家庭内での会話がメインでしたが、準1級からはビジネスや時事問題など専門分野に関するトピックが多くなります。
そこで、まずは実際に準1級で頻出されるトピックを把握し、心の準備をしておきましょう。
英検準1級スピーキングの突破を目指すのであれば、まずはポイントを知り、正確に理解することが必要です。
そこで、主なポイントは起承転結の一環と、知っている単語のみを利用してスピーキングを進めることが求められます。
4コマのイラストに関しては、起承転結をしっかりと分けること、正しい時制を一貫したナレーションをつけることがポイントです。基本的には以下のような起承転結が展開されるため、その流れに沿った時制で正しくナレーションを行いましょう。
1コマ目:問題の発生・現状の提起
2コマ目:問題に対してのアプローチ
3コマ目:その後の変化過程
4コマ目:最終的な変化後の情況
上記の流れを意識し、ナレーションを心がけてください。
まず1コマ目で、現状どのような状況なのか、問題は何かを正確にインプットしましょう。そして2・3コマ目ではその問題に対して、登場人物がどの様なアプローチをしたのか把握します。
その変化過程を通し、最終的に状況がどうなったのかを、時制の狂いなくナレーションができれば高得点が狙えます。
英検準1級のスピーキングでは、レベルの高い専門用語が出現するケースも珍しくありません。そこで、複雑な専門性のあるトピックの雰囲気に飲まれず、自分の知っている単語を最大限活用しましょう。
例えば、今回使用した4コマイラストの場合、喫煙における弊害に関することがトピックです。その際に健康被害の具体例として、「癌」になると意見を伝えたいのであれば、「cancer」という単語を使用したいところです。
日本語では「タバコを吸うと肺がんになる」とわかっていても、とっさに「癌」が「cancer」と出てこない場合もあるでしょう。この場合、無理に「cancer」を思い出すのではなく、「serious disease」や、極端な話「big problem」などと言い換えてみましょう。
文法や語彙的には間違っておらず、「cancer」という単語を利用しなくても、同じ意味合いを表現することができ、減点も回避できます。
このように、知っている単語をうまく組み合わせ、わからない単語をカバーしていくことも一つのテクニックです。
英検準1級のスピーキングは、英語を流暢に話せる人と実際に会話をすることが有効な勉強方法です。コスト的に余裕があるのであれば、オンライン英会話を1ヶ月でも良いので取り組んでみてください。
実際に英語での会話を体験することが、当日流暢な受け答えに繋がります。
もしも、コストをかけられないのであれば、短めのBBCニュースやCNNニュースを1つ見た後に、4章に分け自分の意見をまとめてみましょう。この時、文字に書くのではなく、全てスピーキングで行うことがポイントです。
ゆっくりと頭で整理し、紙に書き起こすのではなく、当日のスピード感に合わせ瞬発力を高めておくことも必要です。
ここまでの解説通り、英検準1級のスピーキングは最高難易度の試験です。そのため、徹底してポイントを抑えて対策を行うことが求められます。
これから英検準1級のスピーキングテストを控えている人は、当日までにより多くの英会話を積み、瞬発力とリスニング力を鍛えるよう頑張ってください。
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