1. My father is a (      ) of a sports club. He plays tennis there every Wednesday night.
   1  festival 2  picnic 3  member 4  group

この問題のポイントは二つ。”a (   )of”という塊と”a sports club”です。「私の父は(   ) スポーツクラブ」という文が見えてくると、空欄に入る単語を選びやすくなります。消去法で選択肢を削っていきましょう。

festival=祭り、picnic=ピクニック、member=メンバー、一員、group=グループ、集団。

お父さんはお祭りでもピクニックでもグループでもないので、答えは3です。また、”a member of…”で「…の一員である」という中学1年生で習うフレーズは覚えておきましょう。

　2. Mr. Clark told us many interesting (      ) about his trip to India.
　1  pictures 2  books 3  stories 4  magazines

この問題のポイントは”told”です。中学1年生の2学期、3学期で登場する過去形を覚えているかが正解の分かれ目でした。日本語で過去のことを話すときはシンプルに、食べる→食べた、のように語尾を変えるだけです。

しかし、英語はeat→ateのように形を大きく変えるものがあります。”told”も同じで、tell→toldと過去形になると形が大きく変化します。”tell”は「～に言う、伝える、教える」という意味であると知っていると答えがわかります。

picture=絵、写真、book=本、story=話、ストーリー、magazine=雑誌。

「クラークさんは言いました、私たちに、面白い、(　　)」という文が見えれば3を選べたかと思います。

 3. A: Enjoy your trip.
B: Thanks. I (      ) send you a post card.
1  are 2  am 3  do 4  will

この問題のポイントは1つ、英文の基礎的なルールです。英文は多くの場合、文の先頭に主語を置き動詞が続くという形を取ります。この主語＋動詞という順番はとても重要な英文の骨格で、基本的に主語も動詞も1つの文に1つのみです。そしてBさんは、

“I (   ) send you a post card.”と言っています。

「私は」という意味の”I”は主語、「～を送る」という意味の”send”は動詞です。すでに動詞が含まれているため、be動詞である”are”と”am”は入ることができません。”do”は特殊な使い方ができますが、中学校で習う”do”は疑問文や否定文で使うか、「～をする」という意味の動詞としてしか使われず、今回は不適当。

答えは4です。中学2年生で習う”will”は助動詞と呼ばれ、動詞とセットで使うことで「~するつもりです」と自分の意思を伝えることができます。

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..

4. A: Did you enjoy the speech in English?
B: Yes, but I wasn’t able (      ) understand all of it.
1  for 2  on 3  to 4  at

この問題のポイントは1つ。”be動詞 able to do”というフレーズを知っているかどうかです。このように知っていればできるし、知らなければ1/4に賭けるしかないという問題は、英検でとてもよく出ます。”wasn’t”というのは”was not”がくっついたもので、”was”は(2)でも登場した過去形です。is, am→wasと変化するbe動詞の過去形なのです。

”be動詞 able to do”は中学1年生で習う”can”とほぼ同じ意味で、「～できる」という意味です。答えは3ですね。

5. When Sachiko was visiting India, she (      ) her camera.
1  lost 2  lose 3  to lose 4  losing

(3)で登場したルールを覚えていますか？　それがこの問題のポイントです。英文は基本的に主語＋動詞の形を取っていて、それぞれ1つずつ文に含まれるというのがルールでしたね。じつは”to lose”や”losing”のように、”to”や”ing”が含まれると普通の動詞ではなくなってしまうため、動詞として使えなくなってしまうのです。

また、文中に”was”という過去形が含まれていることに気づくことができれば、この文は昔の話をしているのだなと見極めることができます。「~を失くす」という意味の”lose”はlose-lostと過去形に変わります。よって答えは2です。

さて、5問中いくつあっていましたか？

繰り返しますが、ここで大切なことは今の自分の力を知り、英検4級の難易度を知り、そして知らなかった英単語やルールを少しでも覚えることです。 

少しずつ、一歩一歩焦らず学んでいきましょう。